日本人のお風呂

こんにちは！

先日　生徒と話していて「ん？」と思ったので書いておきます。


日本人がお風呂が大好きで、バスタブに入ることは外国人ならほとんど知っています。

でも、入浴時間に誤解があるようです。

テレビで芸能人がよく

「お風呂に2時間ぐらい入ります。」

とか

「お風呂の中でテレビを見たり雑誌を読んだりします。」

と言っているので誤解するのも仕方がない気がしますが。


家族がいる日本人の場合、

たいてい一人の入浴時間は30分以内です。

バスタブにお湯を貯めてから、冷めないようにできるだけ時間を空けずに入ります。

（びっくりされますが同じお湯を使います。）

バスタブの横に体を洗うスペースがあります。

最初にお湯を体にかけて、顔や体を洗います。このとき、髪も洗う人もいます。

それからバスタブに入ります。

（体を洗ったから同じお湯で大丈夫です）

大体5分から15分ぐらいバスタブでゆっくりします。

若い女性でゆっくり入る人もいますが、ほかの人が入れないので

あまり長いと家族から苦情が出ます。

バスタブを出てから、髪を洗います。（先に全部洗う人もいます）

冬は寒いのでもう一度バスタブに入ります。5分くらいかな。

それからお風呂場を出ますから、大体30分くらいです。

夏は暑いのでシャワーだけ浴びる人も多いです。

おそらく外国人が思っているより時間が短いのではないでしょうか。


日本人にとって入浴は毎日のことですから、

それほど長い時間をかける人は多くありません。

でも、毎日バスタブに入ることは多くの人にとって重要なことです。


日本へ来たらぜひバスタブを試してみてくださいね。