日本語の「さようなら」

こんにちは!

先日初級の生徒に

「日本人が『さようなら』を使ってるのを聞いたことがない。」

と言われました。

そうですね、私が聞くのは学校での

「先生、さようなら」

ぐらいで、友達同士や会社の人と使うことはありません。


学校では決まった挨拶として使われていますが、

友達だったら

「じゃあね」「バイバイ」「またね」

会社の人なら

「失礼します。」「お疲れ様でした。」

のような挨拶が一般的です。


なぜなのか考えてみたのですが、

「さようなら」には、縁を切るようなイメージがあり、

もう会えない、嫌われたというようなマイナスの意味が含まれてしまうのではないでしょうか。

恋人同士が別れる時には「さようなら」がふさわしい気がします。


こういう一つ一つの言葉からも日本人の考え方が見えてきますね。







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