外国人の親を持つ子供をサポート

こんにちは!

今日は小学校入学前の子供に関するエピソードをご紹介します。


中国人生徒のIさんのお子さんはもうじき小学生になるRちゃん。

最近ちょっと元気がなく、やたら爪を噛むようになり、Iさんは気にしていました。

実はRちゃんは小学校に入ったら、日本語がわからない両親と学校の先生を繋ぐのは自分である

ことを理解していて、自分の日本語と中国語のレベルでできるかどうか不安を感じていたのです。


その気持ちを知ったIさんはRちゃんに

「私の日本語の先生がいるでしょ。助けてくれるから大丈夫よ。」

と言ったそうです。

するとRちゃんの顔がみるみる明るくなり、

「そうだ!日本語の先生がいるね。わからなかったら教えてもらえばいいね!」

とすっかり元気になったそうです。


Rちゃんとは、画面を通して何度か会っていて、とても賢いお子さんだと思っていました。

小さな胸にたくさんの不安を抱えていたんだなと思い、心が痛みました。

実際にはもっとたくさんのRちゃんが日本にいるのだと思います。


私はIさんに力になることを約束しました。

学級通信でも、連絡帳でも何でもわからないことは私に直接聞いてもらって、

少しでもRちゃんが子供らしくいられる時間を大事にしてほしいと思います。






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