タメ口の難しさ

こんにちは!

最近レッスンの中で「タメ口に関する質問」が多く出ます。

(タメ口=友達言葉。普通形の後ろに「よ」や「ね」をつけることが多い。)

日本人は自然に使い分けているのですが、(苦手な人もいる)

外国人にとってはこの使い分けがかなり難しいようです。


例えば、

夫の両親には?

年下の先生には?

苦手な同僚には?

これは人によって違う対応をしていますよね。


ただ、日本人がタメ口を使う場合は

「相手が目下」とは限らないですね。

目下に使うタメ口以外にも

親しみを表すタメ口というのがあるように思います。


生徒の一人が、「タメ口を使い始めたら日本人が心を開いてくれた。」

と言っていました。

生徒のことを気に入っている日本人から見ると、「親しみが倍増」しますが、

気に入らない日本人から見れば、「生意気」になりかねません。


最近はこのようなタメ口の難しさに気づかされて、

ケースバイケースでの解説を余儀なくされています。

ルールがあるようでないから難しい、でも面白い、そんな日本語の使い方の一つです。

これからもずっと研究テーマになりそうです。








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